回転式の代表でもあるブラウンの電動歯ブラシの特徴は?
ブラウンの電動歯ブラシの基本的な考え方は、ちゃんと毛先が歯の表面や歯と歯茎の間にある歯垢にあたって物理的に壊さないと歯垢(プラーク)を取り除くことはできないという考え方をしています。
歯垢(プラーク)は、バイオフィルムという膜につつれています。その膜を物理的に壊すことこそが、最大の歯垢を取り除く方法だと考えています。
手磨きブラシと同じような角形(楕円形)ブラシを採用している中、
ブラウンは丸型のブラシを採用しています。
丸型ブラシの特徴は、歯垢の残りやすい歯と歯茎の境目にぴったり合い、
歯を包み込むようにフィットします。
曲線の境目にも、しっかりブラシが届きます。
上位機種に採用されているブラシの動きは3D丸型回転といい、左右に回転するだけではなく、上下にも動きます。
(やはり左右回転するだけのものに比べ、歯垢除去能力は高いです)
上位機種の「クリーンモード」では、1分間に上下に48,000回、左右に10,500回動きます。
上下運動で、歯垢をたたいて、浮かし、
左右回転で歯垢をかき出すという感じです。
※2021年に発売されたiOシリーズは毛先の1本1本まで振動させる
遠心マイクロモーションと丸型回転の組合せ。
私もまだ購入していないのですが、家電量販店で触ってみましたが、
今までのブラシの動きとは全く違い、やはり最上位グレードだなと思いました。
ブラウンのブラシは、ラウンド加工といって1本、1本毛先を丸くしています。
丸くすることによって歯や歯茎を傷つけにくい工夫をしています。
やはり、押しつけすぎることが、一番、歯や歯茎を傷める原因となります。
ブラウンの上位機種では、この押しつけを防止する機能が充実しています。
- 押し付つけ防止センサー→強く当てすぎると本体の後ろの赤ランプが点灯し、お知らせします。
- 過圧コントローラー→押しつけすぎると自動で「クリーンモード」から「やわらかクリーンモード」へ切り替わります。
- 過圧ストッパー→強く圧力がかかると自動的に上下運動がストップし、歯や歯茎を守ります。
歯垢除去ブラシ(毎日磨き用)として、3種類あります。
- 歯間ワイパー付ブラシ(ベーシックブラシよりワンランク上の歯垢除去能力をもつブラシ)
- ベーシックブラシ(歯垢除去のスタンダードブラシ)
- ベーシックブラシやわらかめ(歯や歯茎が敏感な方用のブラシ)
特殊効果ブラシ(毎日磨き用にプラスすることでさらに快適さが広がります)
- ホワイトニングブラシ(気になる黄ばみ、黒ずみを落とすためのブラシ)
- 歯間用ブラシ(歯間や歯と歯茎の境目にしっかり入りこむブラシ)
- 口臭ケアブラシ(舌から発生する臭いの原因となるバクテリアを除去するブラシ)
ブラウンの電動歯ブラシでよく言われるのが、「音がうるさい」と良く言われます。
フィリップスなどの電動歯ブラシに比べやはりかなり大きな音です。
これは、複雑な動きをするため(上下と左右の運動)だと思われます。